全部協について

理事長挨拶

理事長 新戸部八州男

理事長就任のごあいさつ

森川 等

このたび、第46回理事会(改選理事会)において新戸部八州男理事長の後を継ぎ、新理事長に就任いたしました森川等でございます。

はじめに、全日本自動車部品卸商組合(全部協)の前身団体である全部連から全部協創立を経て、のべ10余年にわたり当組合のために粉骨砕身され、組織の維持・発展にご尽力いただいた新戸部前理事長に心から敬意を表し、感謝の意を申し上げたいと存じます。
昨今の地域部品商を取り巻く環境は、自動車の高度技術と電動化の進展、シェアリングサービスの拡充といった自動車業界の大変革、道路運送車両法改正に伴う整備業界と連携した取り組みと目まぐるしく変化しております。
また、新型コロナウィルスによるパンデミックの発生により、今後の経済情勢に暗雲が立ちこめる中、将来に備えた諸事業においても、何を残し、何を改善すれば良いのか、何を学び、どのように行動すれば良いのか、企業にとっては極めて難しい判断を迫られる時代に突入しております。
全部協では、これまでも地域部品商の地位向上、新時代に対応した部品商の育成・支援を目的に様々な事業活動を行ってまいりました。部品商の事業環境や事業基盤が大きく変化していく中で、これからも「なくては困る」と言っていただける団体であり続けるため、理事や総代、一般組合員のご意見を集約しながら、進むべき方向を追求し続けてまいりたいと考えております。
おそらく、新型コロナウィルス収束後には、新たな市場構造への対応、新たなビジネスモデル構築を含む抜本的な変革が、部品商に対しても求められていくと予想されます。それに伴い、本当の意味での働き方改革が加速するものと思われます。

今後は、新戸部前理事長のもとで学ばせていただきましたことを活かしつつ、必要に応じた革新を推し進め、組合員や賛助会員、関係業界の皆様のお力を結集することで、これから創立10周年を迎える全部協の新時代へ向けた事業活動を進めてまいる所存です。今後とも、変わらぬ温かいご支援、ご指導を賜りますよう、よろしくお願いいたします。

令和2年6月22日